Civic Theme 1.10.0
2025年3月25日にCivic Theme 1.10.0がリリースされました。1.10.0のリリースにより1.9.0のサポートが完了になるので、Civic Theme 1.10.0にアップデートを行います。
サポートされていないリリース:
Your currently installed release is now unsupported, and is no longer available for download.
Uninstalling everything included in this release or upgrading is strongly recommended!
以下を含みます: CivicTheme, CivicTheme Demo
Civic Themeのアップデートは過去に1.7→1.8→1.9と行っています。バージョンアップ時に軽微な不具合が出てしまい、修正版が急遽リリースされたり、1.9はカラーがデフォルトになってしまいパッチでの対処などアップデート後の不具合があるので、少し慎重になっています。
Mac BookにDDEVを使いDrupal10.4.5とCivic Theme 1.9.0をインストールしてあるのでまずローカルでのアップデートを行い、不具合の確認をしてから、本番環境のアップデートを行います。
私が利用しているXserverビジネススタンダードは、Webサイト構築と運営に必要と思われる機能がほぼ全てパッケージされています。サーバーの完全なバックアップとMySQLのバックアップが過去14日分保存されていますので、最悪Xserverのバックアップでロールバック出来ます。
そのような環境ですので、躊躇せずCivic Theme 1.10.0にアップデートを行います。
Mac Bookでの確認
まずMac BookのDDEVでアップデートの確認をします。
- composer update --dry-run を使い変更を適用せずに、アップデート後の状態をシミュレートします。
- 問題なければ、Civic Themeの更新を行います。
DDEVでの確認
以下のアコーディオンメニューでご覧いただけます。
Mac Book の DDEV でのアップデートの検証に問題がないので、本番環境のアップデートを行います。
Civic Theme 1.10.0へのアップデート
Xserver に SSH でログインを行いアップデートします。作業は Mac Book と同様になります。
- composer update --dry-run を使い変更を適用せずに、アップデート後の状態をシミュレートします。
- 問題なければ、Civic Themeの更新を行います。
- メンテナンスモード
- $ drush cr
- $ composer require drupal/civictheme:^1.10 --with-all-dependencies
- $ drush updatedb
- $ drush cr
- メンテナンスモードの解除
Civic Theme 1.10.0へのアップデート
以下のアコーディオンメニューでご覧いただけます。
アップデートの完了
Civic Themeのアップデートは過去に不具合が出てしまいページの表示にも問題が生じたりしたので今回のアップデートも慎重に行いましたが特に不具合もなくアップデートが完了します。
Drupal CMSへの対応
Civic Theme に限らず、Drupal のモジュールやテーマは、Drupal core 11.x と Drupal CMS への対応を進めています。今回の 1.9.0 から 1.10.0 へのアップデートは Drupal CMS での利用を考慮したアップデートとなっています。私自身が Drupal CMS をMac Book にインストールしていますが、アップデートの不具合などまだまだマイナートラブルもあり、公開するサイトでの使用は様子をみているところです。
Civic Theme は元々他の Drupal のテーマよりユーザーのインターフェースが完成しています。その事でDrupal Coreの設定や CSS や JS を意識しなくてもサイトが構築出来ます。このインターフェースの発想は、DrupalよりWord Press に近い発想です。Drupal CMS がこれまでの専門知識を必要とする Drupal のインターフェースから 専門知識をそれほど必要としないWord Press のインターフェースに近い発想で作られています。まだ始まったばかりでモジュールやテーマの対応が追いついていませんが、専門知識を持たなくても Web サイトの構築が可能となり、その事で利用者が増える可能性を持つプロジェクトになっています。
Word Press のカスタマイズとなると、Drupal より面倒な部分もあるので、Drupal が持つ設定の自由度がありながら、優れたテーマやモジュールが用意されていく事で、非常に使いやすい CMS となるのではないかと考えています。
逆に Word Press はナビゲーションの自由な設定やページ内のレイアウトの自由な設定はプラグインやウィジェットに頼っていましたが 6.7 系では、Word Press の コアプログラムに組み込まれるなど、Drupal的な Core プログラムの設定を用意し設定の自由度が高くなっています。
技術やトレンドの収束
Drupal CMS や Word Press 6.7 の進化はそれぞれ別の発想で進化してきたものが、ここに来て同じ方向に向いて来ているような印象を受けています。Web サイトだけでなくSNSや動画配信など情報告知の手段が多様化してきた中で、 Web サイトの役割の本質が見えて来たのではないでしょうか。この本質を開発者の方が感じ取ることで技術面やトレンドが収束しているんではないかと感じています。
Drupalの記事
関連するDrupalでWEBサイトを構築する為の環境構築の記事やDrupalについて書いた記事になります。
記事は全てナンバリングしています。Drupalを初めて使う為の準備から始まる最初の記事から読む事もできます。
Civic Themeの記事
Drupal記事
最新の記事
Drupalについて書いた最新の記事になります。
#D35 Thanks for technical advice.
#D34 Colour Generator Problem
#D33 Drupal ドキュメントルートの設定
Life Styleの記事
Drupalとは関係ないのですがLife Styleの記事も書いていますのでよろしければ購読ください。